【所感】Caligula Overdose【エンディング】
概要
ゲーム概要
ジャンル | RPG |
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対応機種 | Switch, PS4, Windows |
発売 | フリュー, 日本一ソフトウェア |
開発 | ヒストリア, Engine Software |
発売日 | 2018 年 5 月 17 日 (PS4) |
プレイ概要
購入プラットフォーム | Switch |
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購入形態 | ダウンロード |
購入価格 | 2,303 円 (セール) |
プレイ開始日 | 2021 年 4 月 17 日 |
プレイ時間 | 40 時間 強 |
Caligula 2 のPV を Nintendo Direct で観て、おもしろそ~って思ったので、セールで見つけて買っておいたもの。初見だし~、ということで難易度は NORMAL を選択。
プレイ所感
雑感
戦闘システムがなんか見たことあるようでやったことない感じの手触りで、結構たのしかった。
戦闘システムについて詳しくは、コマンド・クールタイム式 (なんか FF っぽい感じの) の戦闘で、コマンドは連続 3 回まで行える。コマンドごとに少し未来の敵の行動が見れ、カウンター技とかを入れられたり、仲間の打ち上げやダウンに合わせて技を選んだり、という感じ。
この空想視のおかげで、20 レベルぐらい格上の野良デジヘッド (今作のモンスターみたいなもの) を命中バフとかかけながら立ち回り考えて倒したりできて、爽快。
主人公が相当強くて、あまり「難しすぎて進めない」みたいなところは無かった。まあ難易度 NORMAL だし。
とはいえ、主人公はめちゃくちゃ強い (2 度目)。カウンター技はほぼ揃ってるし、基本技は 4 連射だし。なにより、いついかなる時にも主人公はパーティに組み込まれるのでどのキャラよりも高レベルになる。
それでもなお、(やりこみ要素だけど) 主人公のステータスを底上げできるシステムもある (まだあんまりやってない)。
そして曲がいい。ボカロ P が作ってるだけあって、アガる曲が多い。ボス戦ではアレンジされるのがまた良い。再戦時のリアレンジがめっちゃ好き。ちなみにお気に入りは Lucid (鬱 P)、Stork (DECO* 27)、梔子 (ピノキオピー)、ソーン (cosMo@ 暴走 P) あたりか。まあ全部好き。非戦闘時はインスト、戦闘時はボーカル ON になって、そのステージ中はずっと聴いているので非プレイ時にも脳内に流れてくるよ。
メインストーリーもキャラごとのストーリー (敵の楽士にもある) も僕の好みでした。メビウスなんていう辺鄙な場所に飛ばされているだけあって、暗い背景があるわあるわ。実はうっすら繋がってる人たちもいて、それが少しずつ明かされていく感じがとても良かった。まあ、はっきり明かされる前にだいたい想像がついてしまうのだけども。
ちょっと不満点
キャラエピソード
たいていのキャラエピソードは各楽士ごとのストーリーの始まりと終わりに発生タイミングがあるみたいだったのですが、多分ひとつでもタイミングを逃すとその後そのキャラのエピソードを進められなくなってしまいます。
エピソードをすすめるには、親密度を上げておく必要があり、エピソード発生のタイミングに親密度が不十分だと、エピソードが発生しません。
各エピソードの発生タイミングが不透明で、必要親密度もイマイチ分からなかったので、もうすこし、分かりやすい指標とかあればなぁと思いました。
(WIRE (ゲーム中のコミュニケーションツール) でメッセージ飛ばしてくる、とかでも良かったと思う)
わりとこのゲームの中で大切な要素のうちの 1 つだと感じたので、できれば初見プレイ時にスムーズに全部見られるといいなぁ、とか。甘え過ぎかも。
因果系譜
主人公たち帰宅部の学校には、500 人超の生徒 (現実から連れてこられた人たち) がいて、各生徒ごとに「トラウマクエスト」が存在します。
「トラウマクエスト」の内容は
- 特定のアイテムを装備させる
- 特定の場所につれていく、特定の生徒と引き合わせる
- 一緒に敵を倒す
- つながりのある生徒の「トラウマクエスト」をクリアする
などがあり、クリアすると装備やパッシブスキルをもらえたり、主人公の基礎パラメータ上昇などのご褒美をもらえたりします。
さらに、各クラスごとにそれぞれの問題 (いじめとか分裂とか) があり、その中心人物の謎を解き明かす、みたいなやりこみ要素が存在します。
因果系譜はその生徒たちの繋がり (交友関係) を図で確認できるもので、人見知りの生徒は繋がった生徒と仲良くならない限り話しかけられなかったりします。
で、ちょっとう~んとなったのは、この「トラウマクエスト」、解決するための流れが、
という感じなのですが、2 と 3 のところ、悩みを聞いた後、もう一度話しかけてからパーティに誘わなければならない、というところです。
前述の通り、これらの動作を 500 回超行うわけで、1 回ごとの手間も馬鹿になりません。実際、2,30 人ぐらいやって面倒になってやめてしまいました。
パーティに誘わなければならないタイプのトラウマクエスト持ちは、悩みを聞いた時点でパーティインしてくれれば良かったのになぁ、と思います。
バグった
これはシンプル。イベント (セリフ送り以外操作不可) 中に主人公くんの膝下が地面にめり込む、という現象がそこそこの頻度で起こりました。
他にも、エントランスなどのカメラ固定・奥行きアリのマップ中で主人公くんの拡大率が変になったり、Depth-Buffer の値が適切でなくなったりする現象も数回遭遇しました。
何回かリマスターというか移植が行われているわけだし、バグ取りは頑張っておいてほしかったかな~、とか。Switch 特有のバグって可能性もありそう。
まとめ
少し気になる部分 (バグとか不親切なシステム) は多少あったけど、とても楽しく遊べました。
一部キャラエピソードが見れてない (調べたところ、一部キャラエピは結構大きい影響アリっぽい) ので、NewGame+ でぼちぼち見ていきます。
ゲームシステムも、割と手に馴染んだので、 2 には期待。個人的にマキナ (kemu) と #QP (かいりきペア) の楽曲にも期待しています。切子と茉莉絵のキャラエピにも期待しています。